インフェルニティはただ、ぶんぶん回すデッキではない(

●リローダーパーミッション(以下リロパ)とは
海外の大会で結果を残したデッキです。
当時、海外ではトリシューラが存在しない代わりにインフェルニティ・バリアが存在していたがキッカケで作られました。
※日本でもリローダーを生かす構築も考えられていましたが、その時はトリシューラ3積み可能な時代だったので使用者はいたとしても結果をあげた方はいません。

基本的な動きはラクダパーミに近いですが、いくつか異なる点があります
・増援・インフェルニティ・デーモンでサーチ可能
・ラクダは16回殴らなければいけないのに対して、リローダーは9回ですむ
・ドロー条件がラクダに比べて、シビアでデメリットもある
・ドローするとダメージを受けてしまうので警告神宣の採用に気をつけなければならない
・専用万能マストカウンターがある
・インフェルニティと名のつくので蘇生が容易でドローしやすい
・ラクダと違い、警告などの召喚反応系を意識せずにドローできる。
・死者への供物、無謀の欲張りの様なドロースキップ系のカードを採用されている
めぼしいものを挙げてみました。

特に何度でも蘇るのと専用マストカウンターを使えるのが大きいでしょう。

●リロパと他のインフェルニティ(以下ＩＦ)の違い
爆発力は他のＩＦに比べると格段に劣ります。
なぜなら、他のＩＦが展開するために使うカード(ダグレ、インフェルノ)を削り、除去に回しているからです。
反面、ＩＦにとって相性の悪い墓守、次元に対して強くなっていますし、構築上もんすたーが少ないのでハンドレスにしやすいのが特徴です。

補足
リロパとＩＦの混成型も実在します

●リロパにおける重要なカード
・インフェルニティ・リローダー
このデッキの核となるカード。
これを維持という名の過労死をさせて、妨害パーツを引いて制圧しましょう。
蘇生サーチ手段方法で場に出しやすいのが特徴です。
残念なことは連鎖除外のカモにされやすい点とリローダードロー効果でＩＦデーモンを引いても、ＩＦデーモンの効果を使用することができない点でしょう。

・インフェルニティ・デーモン
リローダーの効果とは相性が悪いのが難点だが、あるかないかでは大違いのカードです。
なぜなら、単純な打点確保もありますが、マンサーやガンをサーチして、戦線を補強したり、
ブレイクを持ってきて、牽制したりと重要なカードです。

・インフェルニティ・ネクロマンサー
リローダーを蘇生することで手札を増強できるので4枚目以降のリローダーになったりします。
守備力が高いので壁としても優秀で毎ターンリローダーを蘇生することでバックを厚くさせることができます

・インフェルニティ・ガン
展開力が高くないこのデッキには不要と思えますが、重要なカードです。
例えば、墓地にリローダーが2体いた場合、ガンが実質強欲な壺として扱うこともできますし、
手札の邪魔なデーモンを切ったりと縁の下の力持ちです。

・死者への供物
ＳＳ２の除去魔法。
ドローースキップする効果はあるがリローダーを維持できれば、ドロースキップは痛くありません。
無謀の欲張りとセットで発動できるとなおよい。
トラスタお触れが怖いデッキなので必須枠ですが、大嵐サイクロン3積みの環境なので持ち味を生かせないこともあるなど、何らかの理由で候補から抜けることもあります

・強欲で謙虚な壺
ドローソース。

・インフェルニティ・バリア
万能カウンター。
ノーコストで打てるので1：1交換で持ち込めるので息切れしにくい
ＩＦデーモンでサーチできたりしますが再利用する手段はありません。
発動条件がシビアなので採用枚数に注意したいところでしょう。

・鳳翼の爆風
賛否両論なカード。
相手のドローを潰せたり、事故を誘発させたりと便利なカード。
ただし、爆風を発動するために手札を握る必要があるのでブレイクバリアの発動条件が満たせなくなったりする点と所詮時間稼ぎにしかならない。

・強制脱出装置
気軽に相手のモンスターを除去れます。
一時的とは言え、場からどかせれるので殴りに行けますし、バックを圧迫せずに動けるのが強み。


重要と書いてあるもののバリア以外の罠は完全に好みでしょう。

オーソドックスなデッキの比重
モ：魔：罠＝8：12：20

また、リロパは少し弄るとグルグルできるデッキにすることが可能です。


デッキレシピとかはググってください。
私の構築でも良いんですが、亜種に近いデッキなので晒しません。